伊勢角屋麦酒ブログ

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海外

伊勢角屋麦酒ファンのみなさま

こんにちは。イセカド社長の鈴木成宗です。いつもご愛顧いただき心から感謝申し上げます。

ビジネスにおいて情報が持っている価値の大きさは今更私が申し上げるべくもありませんが、私たちの業界、クラフトビールの世界においても、海外と情報交換ができているかどうかが非常に大きな成否を分けるファクターになっていることを近年とみに感じます。

伊勢角屋麦酒は1997年に創業し、今年春でちょうど20周年を迎えますが、おかげさまとここまで多数の受賞を重ねてくることが出来ました。伊勢角ファンの皆様に支えていただき、スタッフ一同が普段の努力をしてきた成果でありますが、実はもう一つ大きいのは、創業当初からの海外との付き合いなのです。はじめから世界大会で優勝するという目標を掲げいた私は、創業した1997年にビールの国際審査員資格を取り、当時まだ片言だった英語の拙さを勢いだけで補って海外の審査員をしていました。そうした海外の大会審査を通して、世界中のクラフトビール業界の大物たちと知り合い得難い情報をいただいてきました。

あれから20年。おかげさまと英語も随分と流暢になり、いつの間にか英語での会話に随分とストレスもなくなり、海外のクラフトビールの関係者にも親友と呼べるような付き合いの人も随分と増えてきました。海外に出るたびに彼らとの情報交換ができ、今も、沢山の得難い情報をいただいています。

今年も先日まで香港に出張し、来月は、シアトル、ポートランド、ロスアンゼルス、ロンドン、5月はメルボルンへの出張が既に決まっています。全てビールがらみの商談、コラボレーション、審査員、授賞式などで、それぞれ業界の関係者と会えるのが楽しみです。シアトルのJonとはもう20年越しの付き合い。ポートランドのTomasは私たちの大切なコラボレーション相手で、今度は彼のご自慢の猫も見せてもらうことになっています。メルボルンの大会審査では、オーガナイザーのAnnにもまた合えるし、審査員仲間のウクライナ人美人と結婚してウハウハなLeonや陽気なオーストラリアンDagともまた会えるな。そうそう香港のTomasも審査員で来るはず。ロンドンでは、きっとまた新しい出会いがある。この授賞式ではロンドン市長とも会えます。きっとまた世界中で沢山の出会いが待っています。

クラフトビールをはじめて、沢山の苦しいことも楽しいこともありましたが、何よりうれしいのは、クラフトビールの事業を通して、自分の世界が大きく広がったこと。世界中に友人ができ、世界で仕事ができ、酵母や発酵を通して学問の世界に分け入ることができ、ベンチャー事業家として多くの尊敬する事業家の方々とのご縁をいただきと、私の世界を大きく広げてくれました。

自分の世界をこれほど広げてくれたこの事業に感謝し、さあ、今日も前に進もう。

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