行く年 来る年

2016年も残すところあと三日。

巷では、店先に門松が並び、早くもお正月の様子を呈してまいりましたが、わたくし鈴木成宗は、膨大な仕事量を前にまだ全力疾走中でありまして、おそらく大みそかの除夜の鐘を聞きながらも、猛烈に仕事をしているはずでして、行く年を懐かしんだり振り返るというような気分には、まだとてもなれないですが、とは言っても、確実に今年は終わり、間違いなく新年は来るわけでして、一つの節目にここでこの一年を振り返りたいと思います。

2016年、ひとことでいえば、全力で駆け抜けた一年でした。

かつては多い時で長のつく肩書を10以上持っていた私ですが、2016年は、わが社とグループ会社の社長以外には、業界団体の役員や、商工会議所の平議員程度で、ストレスのかかる責任ある肩書は引受けず、家庭も相変わらず基本家内に任せっぱなしでしたが、3人いることどもたちの誰も受験や就職に当たらず、いたって平穏に、それぞれ、高高度安定飛行、中高度やや不安定飛行、低空安定飛行(;^_^A しております。

そうしたわけで、社長業に徹底的に打ち込むことができました。

そのせいなのでしょうか。会社にとっても本当にいろいろなことがありましたが、振り返ってみれば、大きな脱皮をした年になりました。

この一年で10年以上勤めてくれた社員を含む4名の社員さんが退職しました。すべて自主退職です。そして、1名の社員さんと数名のパートさんが入社しました。それぞれの退職、そして、入社に際し、社長としてそれはそれは、いろいろと一人思い煩い、考え、悩みしましたが、今現在のわが社の取り組み、現場のスタッフのキラキラした目を見ますと、『ああ、脱皮だったんだな。』と、『ギアが一速上がったんだな。』と、そう感じます。

わが社は1575年から440年以上続く老舗を母体としておりますが、一方で、クラフトビール事業は、私が1997年に立ち上げた、まだ20年に満たないベンチャー中のベンチャーで、しかも、いち食品メーカーから、今やバイオ系ベンチャーに舵を切りつつある、バリバリのベンチャーなのです。そのベンチャー企業を私が20年に渡り力技で引っ張りまわしてきたのですが、今年、当社はとうとうボトムアップで会社を動かし始めました。もちろん、人事を含む会社の決定の権限のすべては私にありますが、現場が会社のコンセプトを正確に理解し、実に元気に、次々と企画を打ち出し、更に、私の許可をとるや否や実現に動いてくれています。これまではいったい何だったのかと感じるほど元気な現場力に、本当に社長冥利に尽きる思いでいます。

いろいろな成果が出ましたね。

Philadelphiaで世界最高峰のビールの大会World Beer Cupの表彰台に3人で立ちました!!感動で手が震えました!!

3年連続世界大会最多受賞蔵になりました。最多受賞が当たり前になってきました!!

PortlandのCulmination Breweryと共同醸造しました。できたビールの名前は何とAmaterasu!!良いのか??

私の野生酵母の利用に関する論文が、日本食品工学会誌と地域イノベーション学会誌に掲載されました。私の博士号取得がいよいよ目前に迫ってきました!!

Breweryの拡張用に800坪の建物付きの1500坪の土地を買いました。これで世界を追撃できます!!

いろんな分析機器が増えてきました。勘に頼っていたビールの評価に数値分析がどんどん入ってきてより客観性と精度を増してきました!!

4000Lfermenter 3基フル稼働し始めました。結構toroublesome(;^_^A

いろんなところで講演やらパネルディスカッションやらしました。それぞれ全くテーマが違うのが我ながらすごい。Ex.「ビールと醤油の比較醸造学」「真に豊かな地域をつくる仲間たちの集い」「酵母とビール」etc.!!

そしてそして、社外のすんごい方々と沢山知り合いました。世界が一気に広がりました!!

まだまだ、まだまだ、書けば、何ページでもあるこの一年。

楽しかった。頑張った。

今年も伊勢角を愛してくれた皆様本当にありがとうございました。

社員のみなさん、スタッフのみんな、ほんとにありがとう^^

来年も突っ走ろうね。

良いお年を!!

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