[伊勢角news] 持続可能なクラフトブルワリーへ

こんにちは。
新入社員の山宮です。

 

徐々に移動規制も緩和されてきたので、
久々に京都にいる愛馬たちに会ってきました。

お馬たちはこのコロナ禍を気にせず元気そうでした。一安心。

 

 

突然ですが、
僕にはクラフトビールに携わるにあたって、
3つの夢がありました。

 

1つは自分のレシピでビールを作ることです!

これは、クラフトブルワーを志す者、皆が抱く夢だと思います。
自分がクラフトビールの飲み手として蓄積してきた想いを
今度は作り手として、
お客様方を楽しませられるような最高のビールに昇華させたい。

そういうことです!

 

あとの2つは入社する前は、
本当に”夢”のつもりでいて、
数年、あるいは数十年というレベルで実現できたら良いなぁ、
と思うようなことだったのですが、

 

入社して3ヶ月目、
実は、その両方ともが、伊勢角の中で形あるものへと
水面下で動いていることがわかってきました。
かなりワクワクしています。

 

今回はその1つである
「持続可能なクラフトビール」
ということについて、今後の伊勢角の動向も含め、
自分の感じていることを書きたいと思います。

長くはなりますが、お付き合いよろしくお願いいたします。
暇な人だけ読んでください。

 

 

1. 持続可能性 | Sustainability

お話は僕が大学生だった4,5年前に戻ります。

 

僕は大学では農学を専攻していたので、
“持続可能性”という言葉は何かと意識してしまうキーワードでした。

読んで字のごとく、
向後、数十年、数百年とその事業を続けられるのか?
ということですが、

事業を続けられなくなる要因、というのもたくさんあるもので、

日本の第一次産業の高齢化問題だったり、
化石資源の枯渇の問題だったり、
いろいろなテーマがあります。

 

持続可能性の全体を論じるのは、難しいですが、
大事なのは、地球環境への負荷を最小限に押さえつつ、
経済的に誰が損をするわけでもなく、ちゃんと機能するようなシステム作りをしていく、
ということなのかな?と個人的には思っています。

 

まぁ、そんな大それたことは人一人の力ではできないわけですが、

でも、地球に優しい取り組みをしている、だとか、
原材料の生産者さんを大切にしたものづくりをしている、だとか、

持続可能的な取り組みをしている会社や団体にお金を使って、
微力ながらも世界に貢献したいな
と大学生の山宮は思っていました。

 

2. クラフトビールとの出会い

そんな中で僕が出会ったのが、クラフトビールという飲み物でした。

 

最初の出会いは大学近くの酒屋で買ったBREWDOGのPUNK IPAで、
ホップの苦味と香りが炸裂する鮮烈な味わい、
今まで飲んだビールとの大きなギャップに衝撃を受けました。

 

それまでは、ビールという飲み物をそれほどおいしいと思っていなかったので、
衝撃的な美味さに興味を惹かれて、

こんな美味いビールがあるのか!
それもビール界のPUNKを標榜しているのか!
(そう! 僕はパンクロックが好きでした)
なになに、大手のビール会社のマスプロダクションに対抗するカウンターカルチャーとして、
クラフトビールというものがあるのかっ!!
最高じゃないか!!

と、美味いのはもとより、クラフトビールの素敵な世界観に引きこまれていきました。

 

3. クラフトビールの世界観

クラフトビールにハマったが最後、オタク気質の自分は、
どんどん情報収集に走りました。

 

その結果、
クラフトブルワリーは小規模であることを強みとして、
地域とのつながりを大切にしているところが多いことに気が付きました。

 

クラフトビールの本場アメリカでは、
地産地消、すなわち、
麦芽とホップを醸造所近くの農場で栽培して、
フレッシュな材料でビールを作る、
という取り組みをしている醸造所だったり、
ビールの仕込みで、麦汁を取り出した後に残る麦芽粕を
お菓子作りの材料にして、販売する取り組みをしている醸造所だったり、

地域に根差した持続的な取り組みに励む醸造所がたくさんあって、素敵だな〜、
クラフトビールの文化、ええなぁ〜、と感銘を受けていました。

 

最近は聞かなくなりましたが、
日本でも”地ビール”という言葉があったように、
小規模醸造所は地域と根付いているように思います。
自分は地方の醸造所巡りのビール紀行にハマっていました。

 

4. 日本での持続可能なクラフトビールへの取り組み

ただ日本における地域に根差したクラフトビール文化には1つ問題がありました。

日本では、ビールの原料である大麦もホップもほとんど自給できていない
という問題です。

 

いくら地域に根差していても、原料を海外からの輸入に頼っていては、
持続可能性という観点からすると、よろしくありません。フードマイレージ

 

おそらく、同じような問題意識を持ったのでしょう。
ここ数年で、ホップ栽培に取り組む団体がたくさん現れました。

 

大学生で暇だったフットワークが軽かった自分は、興味を持って、
最寄りの京都府の北端、与謝野にあるホップ畑での収穫体験に参加しました。

とれたて生ホップの香りは最高でしたね。

また、ホップ栽培だけではなく、
国内での麦芽生産への取り組みも増えてきたみたいです。
京都では、Kyoto Malt & Koji Houseという京都産大麦の製麦(大麦を麦芽に加工することです)を始めた会社があります。
この会社の篠田先生は、僕がアルバイトしていたクラフトビアバーによくいらしていたので、
クラフトモルティングについてお話を伺い、刺激を受けていました。

 

 

5. 持続可能なクラフトブルワリーへ

日本国内での様々な持続可能性への取り組みをみた大学生の山宮は刺激を受けて、
大学構内にホップを生やしたり、

(左) 生えたてのホップ (右) 収穫!

所属していた馬術部の愛馬に麦芽粕を与えてみたりしていました。

(興味はあるけど、あんまり美味しくないみたい)

 

まぁ、それはおいといて、
僕はクラフトビールに携わりたい!
という思いに加えて、

地球に優しいクラフトビール造りをしたい!
と思いを持つようになりました。

クラフトビールに携わりたい!と言う思いは叶ったわけですが、
地球に優しいクラフトビール造り、と言うことだと、
会社の経営も持続可能でなくてはなりませんから、
なかなかすぐには難しいとは思いますが、
少しずつでも、持続可能性へも取り組めたら良いなぁと思います。

 

(おわり)

 

 

と思っていた矢先、
こんな話を聞きました。

伊勢でホップ栽培をする、と言う計画があるみたいです。
(少し前に行っていたクラウドファウンディングから引用。)

 

ホップの効いたビールが売りの伊勢角だからこそ、
まずはホップを育てるところから!!

伊勢でのホップの露地栽培は難しいみたいですが、
農業技術も日進月歩、
ハウス栽培でやっちゃいます。

最近伊勢角でメインで使っているCitraやMosaicといったホップ品種は、
非常に香りの強い良質なアロマホップなのですが、
近年育成されたばかりの品種で守られていて、
現在の日本では栽培が難しいみたいです。
CascadeやColumbus、Chinookなど、アメリカンだけど、
香り成分の量で言うと、やや劣る品種しか栽培できません。

なので、これらの品種の生ホップから効率よく香り成分を抽出するための技術開発も
目標の1つとしてあります。

少しでもこの事業に関われると良いな、と思ってます。

(本当のおわり)

 

 

山宮



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