社長ブログ

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ふもとに着いたかな

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コロナの中で考え続けたことのなかで最大のボリュームだったもののアウトプットが今月ようやくできそうだ。いやあ、これまでやっていなかかったことをやるのは苦しかった。何度も作っては壊し、造っては壊し、作って、造って、創って・・・。延々と繰り返してきた。

この間、社外の多くの方にもいろいろとご相談させていただいた。すべてオンラインだが、定期的にミーティングを持たせてもらった方もいれば、ピンポイントで相談させていただいた方もいらっしゃり、どなたにも、得難い知見と示唆をいただけた。この場をお借りして深く感謝申し上げます。こうしたご助言も得つつ、寝れない夜を幾度も過ごし、一時は、まるで賽の河原だと思った先の見えない作業も、ようやく完成が見えてきた。

結局、くるくる回った挙句、自分の落ち着きが良いところに落ち着いてきた。間もなく、発表できそうでワクワク・ドキドキしている。

これとは別に、コロナ禍の元、水面下でいろいろなことを進めてきた。そのなかで嬉しいのが、いよいよ研究開発型の企業への小さな3段目の階段を上がれそうだということだ。1段目はわたしの博士号の取得。取得自体がもう7,8年前のことだ。その数年前から研究をしていたので、足掛け15年くらいになろうか。2段目は受継ぐスタッフの採用と育成。これも、実際に研究開発ができそうな社員の採用をしたのが5年ほど前だ。その方はとても優秀でしたが残念ながら続かなかった。研究開発型スタッフの採用と育成をしようと思うと、会社の仕組みそのものから作っていかないといけないと痛感したのを覚えている。仕組みつくりと並行して採用と社内教育をすすめて、それに5年かかって、ようやくにして彼ら自身の研究開発という3段目の階段に足がかかった。もう楽しくて仕方がない。

社長は社長業をやる。そこに最大限コミットするしかない。できなきゃ社長として、自らの首を切るしかない。だから、研究開発は社員に託したい。ようやく、ようやくにして、託せそうな、そんな雰囲気になってきた。

やっと、ふもとに足がかかったかな。

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